三井住友カードリボスタイルの審査は厳しい？審査状況の確認方法や限度額も解説

三井住友カードリボスタイルの審査が厳しいのか知りたい人へ、審査難易度や審査状況の確認方法を解説します。

三井住友カードリボスタイルは、リボ払いメインのカードである特性上、三井住友カードの中では比較的通りやすいといわれていますが、甘くはありません。

審査に通るためのコツやお得なポイントプログラムも紹介するので、三井住友カードリボスタイルに申し込もうか迷っている人はぜひご覧ください。

三井住友カードリボスタイルの審査基準と難易度

クレジットカードの審査基準は公表されていないため、難易度を一概には判断できませんが、カードの種類や申込条件からある程度推測が可能です。

三井住友カードリボスタイルは年会費無料の通常カードに位置づけられ、申込条件は満18歳以上（高校生不可）のみです。

以上から、三井住友カードリボスタイルの審査難易度は、年会費があるカードや年齢以外の条件があるカードよりは高くないと考えられます。

ただしれっきとしたクレジットカードのため、誰でも作れるわけではないことは覚えておきましょう。

他のクレジットカードと比較した際の審査難易度

三井住友カードリボスタイルの審査難易度を、別の観点から考えてみましょう。

三井住友カードの他カードとの比較や、他社同種のカードと比べたときの審査難易度を検証します。

三井住友カード同士での比較

三井住友カードリボスタイルは、三井住友カードのラインナップの中では比較的門戸が広いカードと考えられます。

三井住友カードリボスタイルはリボ払い専用のカードです。

通常の翌月一括返済のカードに比べ、会社側は手数料で利益を確保できる上、利用者にとっても月々の支払いの負担が少なくできます。

加えて最もスタンダードなカードの一つ「三井住友カード（NL）」も同じく年会費が無料の一般カードですが、海外旅行保険が付帯している点でリボスタイルと異なります。

一方リボスタイルには海外旅行保険が付帯していません。

貸し倒れリスクが低い点や、サービスが限定的な点から、三井住友カードの中では比較的手にしやすいカードと推測が可能です。

他社同種類のカードとの比較

同種のリボ払いメインのカードと比較したとき、三井住友カードリボスタイルは審査難易度が高めのカードに分類されると考えられます。

三井住友カードリボスタイルの運営母体はSMBCグループ（銀行）であるためです。

一般的には下記の順で審査難易度が高くなるといわれていますが、三井住友カードリボスタイルは上から2番目に位置します。

そのため、他社同種類のカードに審査には通っても、三井住友カードリボスタイルには通らない可能性があるでしょう。

とはいえ申込条件からも分かる通り、申し込める人の幅は広いため、しっかりと対策をすれば審査に通ることは十分可能です。

三井住友カードリボスタイルの申し込みから発行までの流れ

三井住友カードリボスタイルの申し込みから発行までの流れを解説します。

審査状況が気になるときの確認方法も解説するので、これから申し込む人はぜひご覧ください。

申込方法

三井住友カードリボスタイルに申し込む際の流れは、以下の通りです。

基本的には画面の指示に沿っていれば、迷うことはありません。

スムーズに入力できるよう、本人確認書類や金融機関の通帳やキャッシュカードを手元に用意しておきましょう。

発行は最短3営業日・カード到着は約1週間

申し込みが完了すると、審査が行われます。

審査からカード発行までは最短3営業日、カードが自宅に到着するまでは約1週間が目安です。

審査結果はメールで届きます。

ただし以下のケースでは、最短3営業日発行とならないため、注意が必要です。

最短3営業日発行といっても、カードが手元に届くまでは使えないため、実際に買い物ができるまでには1週間程度かかると思っておきましょう。

審査状況を確認する方法

審査状況が気になるときや、なかなか審査結果が通知されないときは、審査状況紹介ページから進捗を確認できます。

下記3点を入力すると、自分が申し込んだカードの審査状況の確認が可能です。

審査は最短3営業日のため、場合によってはそれ以上かかることもあります。

スムーズに審査を進めるためには、申込情報をできるだけ正確に入力するのがポイントです。

三井住友カードリボスタイルの審査に通るためのポイント

三井住友カードリボスタイルの審査に通過するために気を付けるべきポイントは、以下の通りです。

すべてを実践するのは難しくても、中には簡単にできるものもあるので、一つでも多く実践しましょう。

クレジットカードや携帯料金は滞りなく支払う

現在支払っているクレジットカードや携帯料金は、滞納しないのが重要です。

上記の信用取引の記録は信用情報機関に記録されており、クレジットカードの審査の際に確認されるためです。

具体的には2ヶ月以上の延滞や、保証会社による代位弁済の記録があると、返済能力が疑われ審査で不利に働く傾向にあります。

しかし、一時的に残高が足りなかったことによる数日間の滞納が1～2回ある程度なら、問題ありません。

ただし短期間の延滞でも、クレジットカード会社の社内情報には記録されているため、何回も繰り返していると印象が悪くなります。

特に三井住友カードの他のカードを持っているなら、滞りなく返済を行うのが重要です。

カードローンの返済はできるだけしておく

消費者金融や銀行のカードローンを利用している場合は、できるだけ返済しておくのが望ましいです。

クレジットカードもいわば借金の一種のため、他に多額の借り入れがあると返済能力を疑われてしまうためです。

仮に審査に通ったとしても、限度額が低く設定される可能性もあります。

なおクレジットカードや携帯料金と同様に、支払いの延滞は信用情報に傷が付くためNGです。

逆にクレジットカードの申込前にできる限り返済を行っていれば、返済の意思をアピールできる場合もあります。

繰り上げ返済は難しくても、最低限期日通りに約束通りの金額を支払うのが重要です。

複数のカードに同時に申し込まない

一つのカードの審査に落ちたときのために、保険として複数のカードに申し込むのは得策ではありません。

そのため同時に複数のカードに申し込んでいると、審査の際に「お金に困っているのではないか」と思われるおそれがあるためです。

クレジットカードへの申込履歴も信用情報機関に記録されます。

さらには、クレジットカードでご法度の「現金化」をされる懸念を持たれる可能性もあります。

加えて、キャンペーン目当てで短期間に申し込みと解約を繰り返している人も要注意です。

具体的には、1ヶ月以内に3件以上申し込んでいると審査に不利に働くといわれています。

クレジットカードの申込履歴は、信用情報機関に通常6ヶ月間記録されるため、直近で複数枚のカードに申し込んでいる人は期間を空けた方が良いでしょう。

キャッシング枠を付けない

少しでも審査に通る確率やスピードを上げるなら、キャッシング枠を付けずに申し込むのがおすすめです。

ショッピング枠とキャッシング枠には別々の法律が適用されており、それに伴い審査も別で行われるためです。

ショッピング枠は割賦販売法、キャッシング枠は貸金業法に従ってサービスを提供しています。

そのためキャッシング枠ありで申し込むと、2つの審査に通る必要があり、さらに審査期間が長引く可能性があります。

もし現金の借り入れが必要な場合は、既存のカードのキャッシング枠を使ったり、カードローンに申し込んだりしましょう。

バイトでも良いので安定した収入を得る

三井住友カードリボスタイルに申し込むなら、バイトでも良いので安定した収入を得ましょう。

確かに三井住友カードリボスタイルの申込条件は「満18歳以上」のみですが、クレジットカードを持てるのは返済能力がある人のみという前提があります。

よって満18歳以上でも、無職の人は審査に通りません。

ただし申込条件に「安定収入があること」とわざわざ明記されていないあたり、収入の高さはそこまで重視されていないと考えられます。

そのため自分で生計を立てられる程度の収入がある人はもちろん、バイト代が月数万円の学生でも、継続的な収入があれば審査に通る可能性は十分あります。

三井住友カードリボスタイルの限度額は100万円

三井住友カードリボスタイルの限度額は、トータルで100万円です。

詳しくは以下の表にまとめたので、ご覧ください。

限度額については他の一般カードと同水準です。

ただし最初から限度額が100万円に設定される人はほとんどおらず、初めは数十万円の少額に設定されるでしょう。

カード発行後、利用実績に応じて増額の審査を受けることは可能です。

三井住友カードリボスタイルの魅力

以下では、三井住友カードリボスタイルを持つ代表的な以下2つのメリットを解説します。

三井住友カードリボスタイルは、リボ払いをよく使う人にはメリットの大きいクレジットカードです。

リボ払いの手数料が9.8%・最低支払額が5,000円

三井住友カードリボスタイルの大きな特徴は、リボ払い（マイ・ペイすリボ）の手数料が9.8%と低いことです。

通常、年会費無料のクレジットカードのリボ払い手数料は15%前後に設定されているケースがほとんどです。

その点、三井住友カードリボスタイルは相場のおよそ2/3。

さらに最低支払額が5,000円からで、毎月の負担を少なくできるのもポイントです。

最低支払額は10万円以下で5,000円、10万円～20万円まで10,000円、それ以降は残高10万円ごとに5,000円ずつ増加します。

支払金額は、最低額以上であれば自由に設定できるため、高く設定していれば早く完済が可能です。

もちろん余裕がある月に追加での支払いも可能なので、繰り上げ返済をすればさらに手数料を抑えられます。

分割よりリボ払いの方が支払いの管理をしやすいけれど、手数料を抑えたい人にはうってつけのカードです。

ポイント制度が充実している

詳しくは後述しますが、三井住友カードリボスタイルには、以下の通り豊富なポイント制度が用意されています。

一般カードでここまでポイント制度が充実しているのは、さすが三井住友カードといったところです。

上手にポイントを貯めれば、リボ払いの手数料をさらに抑えられます。

三井住友カードリボスタイルの注意点

手数料が低く、ポイント制度も充実している三井住友カードリボスタイルですが、以下の注意点もあります。

リボ払い専用のカードの特性上、少々癖があるため、しっかりと特徴を理解した上で申し込みましょう。

翌月一括払いができない

三井住友カードリボスタイルはリボ払い専用のカードのため、通常の翌月一括払いには原則対応していません。

ショッピングの1回払いは自動的にリボ払いになります。

店頭で「リボ払いで」と伝える必要がない点はメリットですが、お財布に余裕がある月にはあまり便利なカードとはいえません。

ただし分割払いやボーナス一括払いには対応しており、特に2回払いは手数料がかからないため便利です。

しかし一部のショッピングサイトでは1回払いにしか対応していないケースもあるため、利用シーンを選ぶ必要のあるカードです。

なおリボ払いの限度額を超えた分は1回払いになります。

とはいえその場合は相当な金額を使っていることになるため、基本的に1回払いはないと思っておきましょう。

使いすぎると返済総額が大きくなる

リボ払いの手数料が低いといっても、使いすぎると返済の負担は大きくなります。

例えば15万円の買い物をした場合、最低支払金額で返済すると支払い回数は27回、支払総額は約164,000円（手数料約14,000円）になる計算です。

追加で買い物をすればさらに手数料がかかり、返済総額も大きくなります。

手数料が低くても、一般的なリボ払いのデメリットが解消されたわけではありません。

上手に使うためには、計画的な利用と余裕がある月の追加返済を心がけましょう。

海外旅行保険が付帯しない

三井住友カードリボスタイルには、海外旅行保険が付帯しません。

例えば同じ一般カードの三井住友カード ナンバーレス（NL）には、2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯します。

クレジットカードの海外旅行保険がない場合、海外旅行をする際は別途保険に加入する必要があります。

ただし保険が付帯している他のカードを持っている人や、そもそも海外旅行をする機会のない人にとっては、あまり問題にならないでしょう。

三井住友カードリボスタイルを上手に使うコツ

三井住友カードリボスタイルを上手に使いこなすための2つのコツを紹介します。

原則としてはいざというときの備えとして持っておくのが良いでしょう。

余裕がない場合はサブカードとして使う

三井住友カードは原則リボ払いでの利用となるため、メインではなくサブカードとして使うのがおすすめです。

日常の買い物をすべてリボ払いにするのは危険であり、1回払いで払えるならそれに越したことはありません。

メインは1回払いのクレジットカードとし、三井住友カードリボスタイルは余裕がない月や、どうしても欲しいものがあるときにスポットで使うのが賢い利用方法です。

加えて自動でリボ払いになるのを忘れて、気づかぬうちに残高が大きくなるケースも考えられます。

そのようなミスを防ぐためにも、そもそもメインカードとして使わないと決めておくのが良いでしょう。

返済額を利用代金より少し少ない額に調整する

返済額を利用代金より少し少ない額に調整すると、リボ払い手数料を抑えられます。

三井住友カードリボスタイルには、リボ払い手数料の請求がある月にVポイントが+0.5%される（還元率は計1.0%）特典があります。

上手に計算すれば、手数料を1円だけ残して1.0%のポイント還元を受けることも可能です。

ただしそのためには返済額を毎月設定する手間が発生し、手数料を残さなければならない分、受け取れるポイントも実質目減りします。

そもそも利用額をほぼ一括で返済できる余裕があるなら、初めから還元率1.0%で一括払いのカードを持つ方が合理的です。

あくまで利用方法の一つとして覚えておくと良いでしょう。

三井住友カードリボスタイルのポイントプログラム

三井住友カードリボスタイルには、お得なポイントプログラムが豊富に用意されています。

数あるプログラムの中から、特に押さえておきたい下記5つをピックアップしました。

特定の場面で活躍するものから、普段の生活をお得にするものまで様々あります。

どのようなポイント制度があるか、詳しく見ていきましょう。

毎月の利用で貯まるVポイント

Vポイントは三井住友カードの利用で貯まる、SMBCグループ共通のポイント制度です。

通常は利用金額200円（税込）ごとに1ポイント貯まり、還元率は0.5%です。

これに加え、三井住友カードリボスタイル特有の特典として、リボ払い手数料の請求月は200円（税込）ごとに2ポイント、還元率は1.0%になります。

注意点は、還元率アップの条件がリボ払い「手数料」の発生月であることです。

例えば毎月の返済額を30,000円に設定しており、ある月の利用金額が28,000円だった場合、利用金額を1回で返済するため、リボ払い手数料は発生しません。

この場合、+0.5%の還元は受けられないので注意が必要です。

対策としては、先述の手数料を数円だけ残す方法が挙げられます。

対象のコンビニ・飲食店でポイントが最大20%

三井住友カードリボスタイルで対象のコンビニや飲食店で支払いをすると、最大で20%のポイント還元が受けられます。

ポイントが最大20%となる際の内訳は、以下の通りです。

20%のポイント還元を受けるには複数の条件をクリアしなければならないため、なかなか難しいです。

誰でも達成できる現実的なラインは、通常のポイントにスマホのタッチ決済を合わせた7%でしょう。

対象となる店舗は、以下の通りです。

還元率7%なら、2,000円の買い物でジュース1本分のポイントが貯まるため、普段から上記の店舗を利用する人はぜひ利用したい特典です。

学生は各種支払いで追加のポイント還元

対象のサービスや支払い方法を三井住友カードで行うと、学生限定で追加のポイント還元を受けられます。

ポイントアップの対象となるのは、以下のサービスや支払い方法です。

対象のサブスクリプションサービスには、Amazonプライムやhulu、U-NEXTなど人気のサービスがラインナップ。

携帯料金も大手3キャリアに加え、格安SIMもカバーしています。

対象は職業を「学生」と申告している本会員で、対象期間は卒業予定年の12月末日までです（例：2024年3月卒業なら2024年12月31日まで）。

学生にとっては毎月の固定費に対して多くのポイントがもらえる、お得な特典です。

USJでタッチ決済をすると最大7%還元

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）でスマホのタッチ決済をすると、パーク内での買い物に対し7%のポイントが還元されます。

グッズも食事もお土産もすべて7%の還元が受けられるため、奮発する日にふさわしい特典です。

さらに隣接の商業施設、ユニバーサル・シティウォーク大阪でも、対象店舗での支払いで7%のポイント還元を受けられます。

朝から晩まで7%の還元率で買い物ができるため、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのファンにはもってこいのカードです。

ポイントUPモールで2～20倍のポイント還元

ポイントUPモールとは、三井住友カード会員向けの優待サイトです。

ポイントUPモール経由でいつものネットショップで買い物をすると、通常の2〜20倍のポイント還元を受けられます。

対象のショップはAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングはもちろん、他多数のネットショップが対象です。

ポイント還元に加え、お得なクーポンの配布やセールも開催されており、ポイントUPモールを経由するだけで生活がより豊かになります。

ぜひ一度ポイントUPモールで、どのような耳より情報があるかをチェックしましょう。