高い還元率のクレジットカードといえば、「楽天カードマン」や「お買いものパンダ」のCMでもよく見かける楽天カードを思いうかべる人が多いでしょう。
楽天カードはキャンペーンの条件クリアやイベントでポイント付与率がアップしやすく、楽天市場ではいつでも高い還元率でお得に買い物ができます。
一方でカードの「改悪」に関する声もたびたび聞かれるなど、楽天カードが本当にお得に使えるのかは気になるところ。
この記事では楽天カードがなぜおすすめのクレジットカードと言えるのか、楽天カードの還元率についてさまざまな角度から徹底解説。
お得なキャンペーンや楽天以外で高還元率になる方法など、楽天カードで得する情報をお伝えします。
Contents
楽天カードの還元率や基本情報を紹介
楽天カードの、通常の買い物での基本還元率は1.0%。
1,000円分の買い物をすると、10円分の楽天ポイントが貯まる計算です。
まずは楽天カードの年会費や機能など、基本情報を確認してみましょう。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、American Express |
利用可能額 | 最高100万円 |
ポイント還元率 | 1.0%(100円につき1ポイント) ※楽天市場での買い物は税・送料・ラッピング料を除く100円につき1ポイント |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
機能 | ・楽天ポイントカード機能 ・楽天Edy(選択により付帯可能) ・タッチ決済機能(VISA、Mastercardを選択の場合のみ) ・キャッシング |
ETCカード | 年会費550円で発行可能 ※ダイヤモンド・プラチナ会員は無料 |
付帯保険 | ・海外旅行障害保険:最高2,000万円 ・カード盗難保険 |
セキュリティ対策 | ・カード利用お知らせメール ・24時間体制不正検知システム ・本人認証サービス(3Dセキュア) |
なお、ETCカード無料発行条件である「ダイヤモンド・プラチナ会員」とは、楽天関連サービス全体でのポイント獲得状況で決まるランクのことです。
プラチナランク以上となる条件は「過去6カ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイント獲得」。
楽天関連サービスをそれなりに使っている方なら、さほど難しい条件ではないでしょう。
また、カード盗難保険とは、盗難や紛失で不正利用が合った場合、60日前以降に発生したカード使用の被害額を免除する内容です。
セキュリティ対策はしっかりとられているので、年会費無料でも安心して利用できる環境は整っていると言えます。
また、選べる国際ブランドの種類が4種類と多めな点も、2枚目を検討している人にとっては嬉しいポイントです。
では、ポイント還元率が1.0%というのは他と比較して高いのでしょうか。
年会費やポイントについて、高還元率・年会費無料で人気のある他社クレジットカードと比較してみました。
楽天カード | リクルートカード | JCBカードW | 三井住友カード(NL) | Orico Card THE POINT | |
---|---|---|---|---|---|
基本還元率 | 1.0% | 1.2% | 最大1.0% | 0.5% | 1.0% |
還元率アップ条件 | 楽天市場での買い物は常時3.0%以上、最大14.0% | ・じゃらん3.2% ・ポンパレモール4.2%など |
・スターバックスで還元率10倍 ・Amazonで4倍など |
・大手コンビニ3社、マクドナルドで最大5.0% ・ポイントUPモールで還元率2~20倍 |
・入会から6カ月間は2.0% ・オリコモール経由で常時2.0%以上 |
ポイントの種類 | 楽天ポイント | リクルートポイント | Okidokiポイント | Vポイント | オリコポイント |
ポイントの使い方 | ・楽天市場や加盟店などで1ポイント=1円で利用 ・1ポイント=2マイルに交換 |
・dポイント、Pontaポイントに等価交換 ・リクルート関連サービスで1ポイント=1円で利用 |
1ポイント=最大5円分でギフト券などに交換 | 1ポイント=1円でキャッシュバック ・景品やマイル、他社ポイントに交換 |
ギフト券や各種ポイントと交換(500ポイントから) |
ここで比較したクレジットカードと楽天カードの大きな違いは、ポイントの使い勝手です。
楽天ポイントは、楽天ペイや楽天関連サービスでの支払いに1ポイントから消費可能なので使い勝手は抜群。
この中で最も高還元のリクルートカードは、リクルートポイントのままでは街中での利用が難しく、d払いやauPAYとの併用を考える必要があります。
他の3社は自社ポイントをギフト券や他社ポイントに交換することが前提なので、交換先によっては還元率が下がってしまう場合も。
例えばJCBカードWであれば、Amazonで4倍のポイントを貯めて還元率最大となるJCBプレモカードに交換など、使い方に工夫が必要です。
楽天カードは難しいことを考えなくてもどんどんポイントが貯められる、高還元と使い勝手の良さを併せ持ったクレジットカードと言えるでしょう。
楽天ペイにチャージ&利用で高還元率1.5%!
楽天の電子マネー「楽天キャッシュ」にチャージして楽天ペイでの支払いに利用する方法では、還元率合計1.5%と高還元に。
楽天カードは基本的に楽天以外では還元率1.0%なので、街中で最も手っ取り早く高還元にできる方法となります。
楽天のキャッシュレス決済はクレジットカードだけではなく、最近は楽天ペイの利用可能店舗がどんどん拡大しています。
楽天ペイと楽天カードを紐付けて利用するには、支払いを楽天カードに設定する方法もあります。
還元率は楽天ペイ0.5%+楽天カード利用0.5%の、合計1.0%です。
クレジットカードと同じ会社同士で紐付けられるコード決済は他にもありますが、比較すると還元率にはどの程度差が出るのでしょうか。
楽天を含む大手4社で比較してみました。
楽天カード+楽天ペイ | PayPayカード+PayPay | dカード+d払い | auPAYカード+auPAY | auPAYゴールドカード+auPAY | |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 11,000円 |
ポイントの種類 | 楽天ポイント | PayPayポイント | dポイント | Pontaポイント | |
コード決済時の合計還元率 | 楽天ペイ:1.0% 楽天カードからチャージ:0.5% 合計:1.5% |
PayPay決済:0.5% PayPayカード払い:0.5% 合計:1.0% ※PayPay後払い利用の場合、前月の利用状況に応じて0.5%〜1.5% |
d払い決済:0.5%(街での利用)または1.0%(ネットで利用) dカード払い:1.0% 合計1.5%または2.0% |
auPAY決済:0.5% auPAYカードでチャージ:1.0% 合計1.5% |
auPAY決済:0.5% auPAYカードでチャージ:2.0% 合計2.5% |
楽天ペイとauPAYの場合、クレジットカードからチャージで還元率がアップするのが特徴です。
限度額をあらかじめ自分で決めて、計画的に利用できる点ではメリットが大きいと言えるでしょう。
また、PayPayのようにややこしい付与条件ではないため、毎月獲得できるポイント数が明確です。
auPAYゴールドカードは年会費が発生するため、auの携帯電話やauPAYマーケットを日常利用する人でなければ元がとれません。
楽天とは全く異なる経済圏となるため、楽天市場を利用したい人には不向きと言えるでしょう。
ネットでの利用ならd払いに軍配が上がりますが、楽天カードは楽天市場では3.0%以上と高還元なので、利用先によりけりです。
街中での利用なら、他社と比較しても楽天の合計ポイント還元率1.5%は十分高還元で、毎日の買い物がお得になります。
また、加盟店での利用でポイントカードを提示すればポイントがさらに加算され、最大で2.5%とお得です。
楽天Edyにチャージ&利用は還元率は1.0%!ポイント三重取りも可能
楽天カードで楽天Edyにチャージをすると、還元率はEdy利用で0.5%+チャージ0.5%の合計1.0%です。
楽天ペイがスマホに表示されたQRコードで決済するのに対して、楽天EdyはEdy専用端末にタッチして支払うプリペイド式の決済方法です。
楽天Edyの残高と楽天ペイ、楽天キャッシュの残高との互換性はありませんが、楽天ポイントは楽天Edyに電子マネーとしてチャージでき、利用により再びポイントが付与されます。
楽天ペイ非対応のお店で使える場合もあるので、ポイント消費用に持つのもおすすめです。
楽天Edyは楽天カードに機能を付帯させたり単独で楽天Edyカードを発行できるほか、Android端末の「おサイフケータイ」でも利用できます。
なお、楽天EdyはApplePayには2023年1月時点で非対応なので、iPhone利用者は専用アプリで利用管理やチャージ+Edyカードで支払いとなる点に注意しましょう。
また楽天ペイ同様、ポイントカード提示でポイントがもらえるため、ポイントの三重取りで合計で最大2.0%還元も狙えます。
楽天カードの還元率を上げる要はSPUの解説と定期開催キャンペーン・イベント
楽天カードの利用でポイント還元率を上げる要となるのが「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」です。
楽天関連サービスの利用状況に応じて楽天市場での還元率が上がっていく仕組みで、楽天カード発行もそのうちの一つ。
楽天市場での買い物は基本1.0%ですが、そこからどれだけ還元率が上がるのか、具体的にポイントアップ条件を確認してみましょう。
サービス | 条件 | 倍率 |
---|---|---|
楽天カード | 通常利用 | +1.0% |
利用特典 | +1.0% | |
楽天市場アプリ | アプリダウンロード、アプリ経由で買い物 | +0.5% |
楽天銀行+楽天カード | 楽天カードの引き落とし先を楽天銀行に設定 | +0.5%(2022年7月1日からの新条件、2022年6月30日までは1.0%) |
楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取る | +0.5%(2022年7月1日からの新条件) | |
楽天トラベル | 対象サービスを月に1回5,000円以上予約 | +1.0% |
楽天ブックス | 月1回1注文1,000円以上 | +0.5% |
楽天Kobo | 電子書籍を月1回1注文1,000円以上 | +0.5% |
RakutenFashionアプリ | アプリ内で商品を月に1回以上購入 | +0.5% |
楽天ビューティ | 月に1回3,000円以上購入 | +0.5% |
RakutenPashaアプリ(レシートを撮って送信するアプリ) | トクダネで300ポイント以上獲得、今日のレシートキャンペーンで10枚以上審査通過 | +0.5% |
楽天証券(楽天ポイントコース、マネーブリッジ設定) | ひと月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託) | +0.5% |
ひと月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済) | +0.5% | |
楽天ウォレット | 暗号資産現物取引で月30,000円以上購入 | +0.5% |
楽天モバイル | 対象サービスの契約 | +1.0% |
楽天モバイルキャリア決済 | 月に2,000円以上の料金支払い | +0.5% |
楽天ひかり | 対象サービスの契約 | +1.0% |
中には条件達成のハードルが高いものもありますが、楽天カードを作って楽天市場アプリから買い物をするだけで還元率は3.5%に。
楽天のサービスで生活をまとめるほど還元率は上がるので、楽天経済圏をフル活用すれば最大で14.0%と大きな還元率となります。
還元率アップを目指したい人は、RakutenPashaアプリを使ったり楽天銀行を引き落とし口座にしたり、難易度の低いものから少しずつ利用を増やしてみましょう。
楽天カードは楽天市場のキャンペーンでポイントが貯めやすい
楽天カードは、楽天市場でポイントアップキャンペーンが定期的に開催される点でもポイントが貯めやすいです。
ここではタイミングが狙いやすい定期キャンペーンを4つ紹介。
いつ開催されるか分からないイベントを待つのは好きではない人でも、日にちが決まっているキャンペーンなら参加しやすいですよ。
参照元:毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍|楽天市場
楽天市場のポイントアップが最も狙いやすいのが、この毎月5と0が付く日のポイントアップです。
5日、10日、15日、20日、25日、30日のいずれかの日にちでエントリーし、楽天カードを使って楽天市場で買い物をした場合に適用されます。
キャンペーン名は「ポイント5倍」ですが、この5倍の内訳は以下の通り。
楽天会員(1倍)+SPU楽天カード特典(1倍)+楽天カード利用(1倍)+キャンペーン(2倍)
いつもの還元率+2倍となるキャンペーンで、+5倍ではない点に注意しましょう。
ほぼ5日周期で開催されているので、早めに欲しい商品でもポイントアップが狙いやすいです。
なお、ポイント獲得上限は月間3,000ポイントまでとなります。
毎月1日にエントリーして買い物をするとポイントがお得になるのが「ワンダフルデー」です。
こちらもお知らせページ等では「ポイント3倍」とありますが、内訳は以下の通りです。
楽天会員(1倍)+ワンダフルデー(2倍)
つまり、いつもの還元率+2倍となるので、楽天カード利用者にとっての還元率は5と0の付く日と同じです。
ただし、条件としてエントリーに加えて期間中3,000円以上の購入が必要となり、ポイント獲得上限は1,000ポイントとなります。
5と0の付く日と大きく異なるのは、過去の対象期間に買った商品をもう一度買った場合で、同時エントリーとなる「エントリー&リピートでポイント2倍」が適用。
ワンダフルデーの2倍に加え、リピートの2倍もプラスされるので、いつも買う食品や化粧品のストックを買うなら毎月1日が狙い目です。
参照元:勝ったら倍キャンペーン|楽天市場
スポーツくじ気分でエントリーできるのが「勝ったら倍」キャンペーンです。
楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが試合に勝つと、翌日は以下の基準でポイントアップとなります。
- 同日中1チーム勝利で+1倍
- 同日中2チーム勝利で+2倍
- 同日中3チーム勝利で+3倍
対象は1,000円以上の購入で、獲得上限はキャンペーン開催ごとに1,000ポイントまでです。
なお、FCバルセロナは2022年5月下旬に終了するシーズンで楽天とのスポンサー契約が終了するため、それ以降の試合は対象外となります。
楽天Web検索はスマホやパソコンブラウザにインストールして使う検索ツールで、検索口数に応じたキャンペーンを常時開催しています。
キャンペーンにエントリー後、毎日5口の検索を5日以上行えば条件達成で、その月は特典ポイントとして+1倍となります。
下限の利用金額は設定がないので少額利用にもポイントアップが適用されますが、付与上限は150ポイントと低めに。
それでも、毎月獲得していれば年間では1,300ポイントにもなるので、あなどれない金額です。
期間は毎月1日0時〜月末23時59分までなので、最短で5日以降にはポイントアップ特典がゲットできます。
楽天市場お馴染みのセールでの買い物でポイント10倍も可能に
参照元:お買い物マラソン|楽天市場
楽天市場のイベントとしてお馴染みなのが「お買い物マラソン」ではないでしょうか。
お買い物マラソンは期間中の買い周り店舗数によって特典ポイントが付与されるもので、1店舗なら1ポイントのところ10店舗利用なら10倍も可能に。
1ショップあたり1,000円以上の利用が、買い周りとしてカウントされます。
ポイント獲得上限は1万ポイントと常時開催キャンペーンよりも高額なので、欲しい商品をチェックしておいてまとめ買うのもおすすめです。
なお、年末開催のイベントは「大感謝祭」と呼ばれている場合もありますが、ポイントアップの仕組みはどちらも同じで内容に大差ありません。
この他楽天には「スーパーセール」というイベントもありますが、こちらは各ショップの割引率がアップする日となります。
お買い物マラソンは、うっかりエントリーを忘れていたとしても期間中であればエントリー前の買い物も対象です。
エントリー期間は約1週間程度なので、終了までに必ずエントリーを済ませましょう。
街中の買い物で楽天カードを利用しポイント還元率2倍に上げる・二重取りのメリット
楽天市場での買い物でお得になることは十分知られていますが、利用頻度が少ない人が楽天カードを使うメリットはあるのでしょうか。
特に街中での買い物がメインで利用するなら、あえて楽天カードを選ぶ必要性は無いようにも感じられます。
楽天以外の買い物でよく使う人が、楽天カードを持つとどれほどお得感があるのでしょうか。
楽天市場で2万円以上買い物すると街中で還元率2倍に
通常、街中で楽天カードを利用すると還元率は1.0%ですが、楽天市場でひと月の間に2万円以上買い物をするとポイント付与率は2倍になります。
楽天市場での買い物には楽天ブックス、楽天kobo、楽天ふるさと納税も含まれるので、楽天経済圏の利用者であればさほど難しい条件ではありません。
このキャンペーンには毎月エントリ−が必要で、2倍になるのは街中での利用のみ、ネットショップは対象外となる点に注意しましょう。
キャンペーン期間中であればエントリー前の買い物もカウントされるので、月初めに焦ってエントリーしなくても大丈夫です。
なお、特典ポイント付与上限は1,000ポイントとなります。
楽天ペイ経由なら最高還元率2.5%!
ネット通販で楽天経済圏を全く使わない人でも十分お得に利用できるのが、楽天ペイ経由で楽天カードを使う方法です。
先述の通り、楽天カードで楽天キャッシュにチャージ・楽天ペイで支払いを行うと還元率は1.5%となります。
さらに加盟店での利用ならポイントカード提示で最大1.0%のポイントがゲットできるので、最大2.5%還元も可能に。
他社コード決済と比較しても高い還元率となり、楽天カード単体で支払うよりも多くのポイントを獲得できます。
よりお得にポイントを貯めるなら、街中では楽天カードでチャージ+楽天ペイでの支払いがおすすめです。
加盟店でポイントカード提示で二重取り
ポイントカードの提示でポイントを受けとれるのは、例えば以下のようなお店です。
- ファミリーマート:200円につき1ポイント
- ガスト:200円につき1ポイント
- ツルハドラッグ:200円につき1ポイント
- ENEOSや出光サービスステーション:ガソリン2リットルにつき1ポイント
他にもFashionブランド店や書店、宿泊施設など幅広いジャンルで加盟店があります。
クレジットカードを使わない場合でも提示すればポイントが貯まるので、レジに楽天のマークがあれば忘れないようにしましょう。
なお、楽天カードアプリ内から楽天ポイントのバーコードを提示できるので、カードを取り出す手間が省けます。
ビックカメラは来店予約+購入で最大17.5倍還元も
街のビックカメラに来店予約をした上で購入すると、SPUに合わせて最大17.5倍と大きな還元が受けられます。
ポイントの内訳は以下の通り。
- 来店予約+購入:1倍
- 楽天カード利用:2倍(プレミアムカードは4倍)
- SPU:12.5倍
楽天サービスを多用していると、ビックカメラでの買い物がどんどんお得になっていきます。
特に白物家電やパソコンなど大きな買い物をする時は、よりお得に購入するためにSPUの条件達成が大きなカギに。
楽天ブックスや楽天kobo、楽天Fashionなどは単発の利用で一時的なポイントアップも目指せるので、大きな買い物前には意識して使ってみましょう。
楽天のキャンペーンのポイントの有効期限は短い!街中の加盟店で忘れず利用しよう
楽天カードの通常還元率分のポイントは、加算されるごとにポイント有効期限が伸びていきます。
一方、キャンペーン等で付与される期間限定ポイントの有効期限は、付与月の翌月末日23時59分までと少々短めです。
例えば6月に付与された期間限定ポイントは、7月末日の日付が変わるまでに使い切らなければ消滅してしまいます。
楽天ペイで普段の買い物に使ったり、街中の加盟店でポイント払いをしたりと忘れず利用しましょう。
なお、通常ポイントはマイルに交換ができますが、期間限定ポイントは対象外です。
ポイント有効期限は、楽天カードや楽天市場のアプリから簡単に確認できます。
公共料金や税金の支払いは還元率0.2%に下がる
楽天カードのデメリットとして挙げられやすいのが、公共料金の還元率が0.2%しかない点です。
公共料金は全ての事業者が対象なわけではありませんが、大手電気・ガスの小売事業者や水道局は軒並み0.2%となっています。
自分の利用する事業者が対象となっているかどうかは、楽天カード公式サイト内のカード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先で要確認です。
税金の支払いでもポイント還元率が下がるので、クレジットカード決済手数料が発生する支払いだと損をする可能性も。
一方、新聞や携帯電話の料金は今のところどこを利用していても還元率は1.0%のままです。
他社の電気・ガスを利用している人にとっては還元率が悪いですが、楽天でんきや楽天ガスの利用はお得になるよう設定されています。
還元率は通常のまま1.0%なのに加え、利用ポイントの加算も。
楽天でんき、楽天ガスのどちらかを契約した場合は200円につき1ポイント、両方契約の場合は100円につき1ポイント付与されます。
料金の支払いには期間限定ポイントも使えるので、ポイントは無駄なく消費可能。
基本料金なども見比べながら、トータルでお得になるなら乗り換えも検討してみましょう。
楽天カードのゴールド・プレミアムと一般カードの比較とメリット
楽天カードには、年会費無料で持てる一般カードの他「ゴールドカード」「プレミアムカード」があります。
いずれも年会費がかかりますが、還元率やその他付帯サービスが充実しており、ステータス性も併せ持っているのが特徴です。
それぞれ一般カードと比較してどのようなメリットがあるのか比較してみました。
一般カード | ゴールドカード | プレミアムカード | |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 2,200円 | 11,000円 |
利用可能額 | 最高100万円 | 最高200万円 | 最高300万円 |
ETCカード発行 | 550円 | 無料 | 無料 |
基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
ポイント特典 | 楽天市場で+2倍 | ・楽天市場で+2倍 ・誕生日月に楽天市場で買い物をすると+1倍 |
・楽天市場で+4倍 ・楽天市場、トラベル、エンタメの3コースから1つ選択で+1倍 ・誕生日月に楽天市場で買い物をすると+1倍 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円 | ・海外旅行傷害保険:最高5,000万円 ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 ・動産総合保険:最高300万円(購入商品に対する保険) |
付帯サービス | – | ・国内空港ラウンジ、及び一部の海外空港ラウンジが年2回まで無料利用可能 ・トラベルデスク無料 |
・プライオリティ・パス無料 ・主要国内空港ラウンジ無料 ・海外トラベルデスク無料 ・楽天ポイントカード機能 |
楽天ゴールドカードは、通常の買い物では一般カードと比較した際お得になるのは誕生日月くらいで、実は還元率に関しては大差ありません。
一方、プレミアムカードは年会費11,000円とやや高額になるものの、楽天市場でのポイント倍率は一般カードの+2倍、選べるサービスでさらに高還元も狙えます。
また、付帯保険は金額・種類とも充実しており、サービス面では空港利用の旅行に対してラウンジ利用など手厚いもてなしも。
楽天経済圏のヘビーユーザーで空港もよく利用する人であれば、プレミアムカードは年会費以上にお得な使い方ができるでしょう。
なお、年会費11,000円を通年ポイント特典分の還元率合計3.0%で回収するには、年間約36万6,667円の利用が必要です。
毎月に換算すると約30,555円となるので、カード選択の際は一つの目安としてみてください。
女性なら必要な特典だけ付帯させる楽天PINKカードがおすすめ
基本機能は一般カードのまま、選べる有料オプションで自分好みに付帯サービスをカスタマイズできるのが「楽天PINKカード」です。
選べるサービスは3種類あり、それぞれの特徴は以下の通りです。
月額 | 内容 | |
---|---|---|
楽天グループ優待サービス | 330円 | 割引クーポン、楽天ポイントのプレゼント 例:宿泊1,000円オフ、楽天市場の500円オフなど |
ライフスタイル応援サービス | 330円 | 飲食店や映画、習い事や介護・育児サービスなどの割引優待 例:映画鑑賞券や美容室の割引、ランチ20〜50%オフなど |
女性保険「楽天PINKサポート」 | 年齢により異なる(54歳以下なら500円以下、例えば30歳なら260円) | 女性特有疾病での入院・手術・放射線治療の費用をサポート 例:入院1日3,000円、一回の放射線治療につき30,000円など |
どれも月額料金がかかりますが、一度でもサービスを利用する機会があれば十分元が取れる内容です。
保険に関しては女性特有疾病に限られるものの、54歳以下なら掛け金が毎月ワンコイン以下とお手頃なのが魅力的。
券面デザインや特典内容は女性向けですが、申し込み条件に性別の縛りはないため男性でも申込可能です。
各種優待サービスでお得に利用したい人は、一般カードに加えてPINKカードも検討してみましょう。
楽天カードはコツなしで最大2.5%の高還元率も狙える!
楽天カードは楽天市場での買い物はもちろん、街での買い物でもお得にポイントが貯められます。
楽天市場ではSPUやポイントアップキャンペーンをフル活用して、街中では楽天キャッシュへのチャージ+楽天ペイで支払うのが還元率を上げるポイントに。
また、楽天ポイント加盟店でポイントカードを提示すれば、楽天以外のサービスでも最大2.5%還元も可能です。
楽天カードは年会費無料ながら簡単な手順で高還元率を狙えるので、普段の利用でどんどんポイントを貯めたい人はぜひ検討してみましょう。