キャッシュレス決済は数多くあり、「どれを利用していいか分からない」「選び方を知りたい」と悩む人も多いです。
利用するキャッシュレス決済に迷ったときは、各決済方法のメリットやデメリットを比較しましょう。
デメリットも把握した上で、自分に合う決済方法を選ぶのがポイントです。
数あるキャッシュレス決済方法の中でも楽天ペイは、楽天グループのサービスをよく利用する人に適しています。
楽天ポイントを効率的に貯められるチャンスがあるので、楽天ペイを使うならお得な使い方を確認しましょう。
本記事では、楽天ペイの利用を検討している人に向けて以下の内容を解説しました。
- 楽天ペイを利用するメリットやデメリット
- 楽天ペイが向いている人の特徴
- 楽天ペイでポイントをお得に貯める方法
楽天ペイを利用するメリットは様々ですが、デメリットもいくつかあります。
楽天ペイが向いている人の特徴を紹介するので、判断材料にして自分に当てはまるときは利用を開始しましょう。
楽天ペイを利用するメリット9つ
楽天ペイを利用するメリットは以下の9つです。
- スマホのみで支払いを済ませられる
- クレジットカードを常に持ち歩かなくて済む
- セキュリティ対策が充実している
- 楽天ポイントを貯められる
- 使える店舗や提携サイトが多い
- 税金や公共料金の支払いもできる
- チャージ払いでポイントの二重取りができる
- 楽天ペイで楽天カードからSuicaにチャージでもポイントが獲得できる
- キャンペーンにエントリーするとよりお得になる
楽天ペイを利用するとスマホ1つで簡単に支払いができ、クレジットカードを持ち歩く必要がありません。
楽天ペイは高度なセキュリティ対策が施されているため、安心して決済が可能です。
楽天ポイントが貯まり、貯めたポイントは支払いにも利用できるので、普段の買い物でポイントを有効活用できます。
楽天ペイは多くの店舗や提携サイトで使用でき、税金や公共料金の支払いにも対応しています。
チャージ払いを活用するとポイントの二重取りができ、還元率が高くなるのも魅力の1つです。
特に、楽天カードからSuicaへ楽天ペイ経由でチャージするとお得になります。
さらにキャンペーンにエントリーするとより多くのポイントの獲得が可能です。
楽天ペイを利用するか迷っている人は、利用するメリットやお得にポイントを貯める方法を確認してから判断しましょう。
スマホ1つで支払いを済ませられる
楽天ペイを利用すれば、スマホ1つで支払いを済ませられます。
スマホさえ持っていれば現金を探す手間がなく、スムーズな支払いが可能です。
楽天IDに登録されたクレジットカード情報を活用できるので、クレジットカードの暗証番号の入力やサインの必要もありません。
都度カード情報を入力する手間が省ける分、簡単かつ迅速に決済が行えます。
支払いの度に財布の中から現金を取り出すのが面倒に感じる人は、楽天ペイでスマホ決済を取り入れましょう。
クレジットカードを常に持ち歩く必要がない
スマホに楽天ペイアプリを入れておけば、QRコードを見せるだけで簡単に支払いが完了するので、常にクレジットカードを持ち歩く必要はありません。
「子どもがいるからできるだけ手を空けておきたい」「荷物が多いので財布からカードを出しにくい」といったときにも対応可能です。
対応店舗はまだ限られていますが、現在では楽天Edyの機能も楽天ペイアプリに統合されています。
楽天ペイが使えないお店でも、楽天Edyを利用すればスムーズに決済が可能です。
クレジットカードの番号が盗み見される心配がないので、セキュリティ面で不安な人にも楽天ペイがぴったり。
クレジットカードの盗難や盗み見が不安でもキャッシュレス決済を活用したい人は、楽天ペイとクレジットカードを連携させて利用しましょう。
セキュリティ対策により安心して決済できる
楽天ペイでは、PCI DSSに準拠した高度なセキュリティ対策が実施されているので、安心して利用できます。
PCI DSSは会員データの保護を目的とした、クレジットカード業界の国際セキュリティ基準。
万が一不正利用の可能性があるときは、カスタマーデスクに連絡するとすぐに機能の停止が可能です。
my Rakutenから楽天IDのパスワードを変更しておくと、さらなる不正利用の防止にもつながります。
機器を使った決済ではセキュリティ対策が懸念されがちですが、安心して支払えるスマホ決済方法を選びたい人は楽天ペイを利用しましょう。
楽天ポイントを貯めて支払いに使える
楽天ペイを利用すれば楽天市場はもちろん、他のサイトや店舗でも楽天ポイントを活用できます。
楽天ペイで支払ったときの還元率は通常1.0%です。
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%なので、2倍のポイントが受け取れます。
例えば月に3万円決済するなら、1年間で1,800円分多くのポイントを獲得できる計算です。
ポイント還元率 | 1ヶ月のポイント獲得数 | 1年間のポイント獲得数 |
---|---|---|
1.0% | 300ポイント | 3,600ポイント |
0.5% | 150ポイント | 1,800ポイント |
楽天ポイントの使い道は以下の通りです。
- 楽天グループのサービスで使う
- 実店舗で使う
- 楽天ペイでの支払いに充当する
- 楽天カードの請求額に充当する
- 楽天証券で投資に使う
- 楽天モバイルや楽天でんきの料金に充当する
- ANAマイルに交換する
楽天ポイントは楽天のオンラインショップでの買い物や、楽天トラベルでホテルや航空券の支払いに使うケースが多いです。
実店舗では、普段利用するコンビニや飲食店での支払いで活用できます。
楽天カードの利用料金も楽天ポイントで支払えるので、楽天カードをメインに使っている人は支払負担の軽減にも効果的。
楽天証券ではポイント投資ができ、初めての投資でチャレンジしやすいです。
楽天ポイントは利用シーンが豊富なので、自分のライフスタイルに合わせて活用しましょう。
使える店舗や提携サイトが豊富にある
楽天ペイが使える店舗やサイトは豊富にあるので、使い道に困らない点がメリットです。
ポイントをたくさん貯められても、使える店舗やサービスがなければ有効期限を過ぎて失効します。
楽天ペイが使える店舗やサービスの一部は以下の通りです。
カテゴリ 店舗やサービス コンビニ ・キヨスク
・セブン-イレブン
・デイリーヤマザキ
・ファミリーマート
・ポプラ
・ミニストップ
・ローソンスーパーマーケット ・フードストアあおき
・アオキスーパー
・アルビス
・スーパー・キッド
・ゆめタウン
・イズミヤドラッグストア ・ドラッグアカカベ
・アインズ&トルペ
・ウエルシア薬局
・マルエドラッグ
・大賀薬局
・カワチ薬品
・キリン堂グルメ ・カレーハウスCoCo壱番屋
・餃子の王将
・くら寿司
・かっぱ寿司
・ケンタッキーフライドチキン
・赤から
・幸楽苑居酒屋 ・味のがんこ炎
・甘太郎
・いろはにほへと
・魚活鮮とあぶり焼 海へ
・温野菜
・かまどか
・牛角
・ぎんぶた家電量販店 ・エディオン
・100満ボルト
・ケーズデンキ
・ジョーシン
・デンキチ
・ドスパラ
・ビックカメラ
・コジマファッション ・AOKI
・洋服の青山
・アルペン
・スポーツデポ
・ゴルフ5
・ヴィクトリア
・ネクサス百貨店・モール ・アクアシティお台場
・MARK IS 福岡ももち
・池袋ショッピングパーク
・井筒屋
・小田急百貨店
・ホワイティうめだ
・なんばウォーク
・あべちか
・NAMBAなんなんその他 ・アート引越センター
・アイメガネ
・アカチャンホンポ
・ホームセンタームサシ
・サイクルベースあさひ
・アパホテル
・アニメイト
・イエローハット※引用:RPay「使えるお店」
身近にあるほとんどの店舗やサービスで使えるので、楽天ペイの使い道に困るケースがありません。
自宅や職場の近くで楽天ペイが使える店舗を探したい人は、公式サイトやアプリで検索しましょう。
税金や公共料金の請求書を支払える
楽天ペイアプリを使えば、税金や公共料金の請求書に記載されたバーコードまたはQRコードを読み取って、楽天キャッシュや楽天ポイントで支払えます。
楽天ペイの請求書払いを活用すれば、コンビニや郵便局に行かずに支払い可能。
通勤通学や用事のついでに通る道にコンビニがない、郵便局の営業時間内に行けないといった人でも、無理なく税金や公共料金を支払えます。
楽天ペイで税金や公共料金の請求書を支払う手順は以下の通りです。
- 楽天ペイアプリのホーム画面の「請求書払い」をタップする
- 請求書払いホーム画面の「読み取る」ボタンをタップする
- 請求書のQRコードまたはバーコードを読み取る
- 楽天キャッシュのチャージおよびポイント利用を設定する
- 支払いを完了する
楽天ポイントを使っても支払えますが、一部の請求書は楽天ポイントを利用できないケースがあります。
楽天ペイが使える税金や公共料金の一部は以下の通りです。
項目 詳細 税金 ・市県民税
・軽自動車税
・国民健康保険料
・固定資産税
・保育所等保育料
・保育所等副食費
・後期高齢者医療保険料
・市営住宅使用料
・市営住宅浄化槽等管理料
・特定公共賃貸住宅使用料
・駐車場使用料(公住)
・児童館保育料
・児童館副食費
・学校給食費
・児童クラブ使用料
・市有駐車場貸付料
・戸別合併浄化槽使用料
・市営駐車場定期使用料公共料金 ・東北電力
・関西電力
・中部電力ミライズ
・東京都水道局
・横浜水道局
・神戸市水道局
・北九州市上下水道局
・京葉ガス
・大阪ガス
・レモンガス
請求書払いに対応している税金は自治体によって異なるので、事前に自分が住んでいる自治体で対応しているか確認しましょう。
請求書払いは以下のように上限額が設定されており、コード決済の上限額と異なります。
回数や期間 利用上限金額 1回 50万円 1日〜末日の1ヶ月間 100万円
支払い元がクレジットカードかデビットカードだと、1ヶ月の利用上限はありません。
楽天銀行口座払いでも利用上限がないので、その他の決済方法で請求書払いする人は上記の利用上限金額内で支払えるか確認しましょう。
ただし請求書払いは楽天ポイントの付与対象外です。
お得に楽天ペイを活用したい人は、請求書払いに楽天ポイントを充当して支払いの負担を軽減しましょう。
チャージ払いでポイントの二重取りにより還元率が高い
楽天ペイでチャージ払いするとポイントを二重取りでき、より多くのポイントが貯められます。
楽天ペイのチャージ方法は以下の通りです。
- 楽天カード
- 銀行口座
- セブン銀行またはローソン銀行ATM
- ラクマの売上金
- 楽天ウォレット
- 楽天ギフトカード
楽天カードを持っていない人でも様々な方法でチャージでき、還元率1.5%でポイントが貯められます。
楽天ペイを上手に活用すると、ポイント還元率が最大2.5%に。
還元率2.5%でポイントを獲得する方法は以下の通りです。
- 楽天キャッシュにチャージ
- 対象店舗で楽天ポイントカードを提示
- 楽天ペイで支払い元に楽天キャッシュを設定してチャージ払い
チャージ払いとポイントカードの提示で、楽天ポイントの二重取りを実現できます。
楽天キャッシュへのチャージ方法や楽天ペイでの支払い方法に条件はなく、自分が希望する方法で問題ありません。
楽天ペイで効率よくポイントを貯めたい人は、チャージ払いとポイントカードの提示でポイントを二重取りしましょう。
楽天ペイで楽天カードからSuicaにチャージするとお得になる
楽天ペイを利用すると、楽天カードからSuicaにお得にチャージできます。
通常のSuicaの使い方だと、Suica側でしかポイントを獲得できません。
楽天ペイを経由してSuicaにチャージすれば、200円につき1ポイントの楽天ポイントも獲得できお得です。
通勤や通学に公共交通機関を利用している人は、日常生活の中でポイントを効率的に獲得できます。
Suicaにチャージした金額の用途は以下の通りです。
- 交通機関の利用
- 電子マネーでの支払い
- オンラインショッピングでの支払い
- Suicaチャージでポイント獲得
- 公共料金や税金の支払い
- ショッピングやレジャーの支払い
交通機関だけではなく、日常的な買い物やオンライン決済でも利用が可能です。
Suicaを日常的に利用している人は、楽天ペイでチャージしてお得にポイントを貯めましょう。
キャンペーンにエントリーするとお得にポイントが貯まる
楽天ペイで開催しているキャンペーンにエントリーしてから利用すると、お得にポイントを貯められます。
毎月開催している楽天ペイに関するお得なキャンペーンは以下の通りです。
キャンペーン名 | もらえるポイント |
---|---|
楽天ペイアプリのポイントカードならポイント最大20倍! | 最大20倍 |
2人に1人が当たる!楽天ペイのチャージ払いで1等20%還元 | 最大20% |
まずはここから!楽天ペイアプリの機能をはじめて利用すると必ずもらえる最大300ポイント! | 最大300ポイント |
楽天ペイアプリでコード・QR払い&条件達成すると10万ポイントなどが当たる! | 最大10万ポイント |
※参考:RPay「楽天ペイ キャンペーン」
※2025年3月現在
最大10ポイントもらえるキャンペーンも開催されているので、隙間時間にキャンペーン情報をチェックして気になるものはエントリーしましょう。
キャンペーンによっては、楽天ペイのチャージ金額が条件として設定されているケースがあります。
必要最低限のチャージ金額に抑えたい人は、キャンペーンの条件となるチャージ金額を確認した上で最低金額を設定しましょう。
楽天ペイを利用するデメリット2つ
楽天ペイを利用するデメリットは以下の2つです。
- 電波が悪いと支払いに使えない
- クレジットカードや電子マネーほど使える店舗が多くない
電波が悪いと、支払いが完了できないケースもあります。
クレジットカードや電子マネーと比較すると、楽天ペイを利用できる店舗が少ない点もデメリットです。
楽天ペイを使いたい人は、デメリットも把握した上でアプリをインストールするか決めましょう。
電波が悪いと支払いが済ませられない
電波が悪いところでは、楽天ペイでの支払いができない可能性もあります。
楽天ペイでの支払時、アプリを開いてQRコードやバーコードを表示する必要がありますが、電波が悪いとアプリが正常に動作せず表示されません。
特に地下や電波の弱い場所では、QRコードが表示されない、「ネットワークに接続できません」とのエラーメッセージが表示されるといったケースがあります。
店舗側のPOS端末もインターネット接続が必要で、お店のWi-Fiやモバイル回線に問題があると決済が完了しません。
混雑したイベント会場では回線が混み合い、楽天ペイが利用できない可能性もあります。
トラブルを避けるためには、事前にアプリを開いてバーコードを表示させておきましょう。
楽天ペイ以外の支払方法を準備しておくと、万が一支払えなかったときでも安心です。
店舗で無料Wi-Fiを提供していると電波状況は改善されますが、公共Wi-Fiはセキュリティが弱いケースがあるので、個人情報の入力にはリスクが生じます。
通信が不安定なときは以下の方法で改善できる可能性もあります。
- 機内モードをオン・オフする
- Wi-Fiをオフにしてモバイルデータに切り替える
- 再起動する
電波が悪い場所で楽天ペイが利用できなかったときに備えて、楽天ペイ以外の支払方法も用意しましょう。
クレジットカードや電子マネーより使える店舗が少ない
楽天ペイが使える店舗は増えてきていますが、クレジットカードや電子マネーに比べると対応している店舗数は少ないです。
QRコード決済はクレジットカードよりも比較的新しいサービスなので、導入が進んでいない店舗も多く見られます。
以下の店舗や施設は楽天ペイを導入していないケースが多いです。
- 個人経営の小規模な店舗
- タクシー
- 病院やクリニック
- 一部のコンビニやスーパー
個人経営の小規模な店舗は、クレジットカード決済さえ導入していない例もあります。
小規模店舗での楽天ペイの導入は、クレジットカード決済がさらに進んでからと考えられます。
楽天ペイを導入しない理由は主に以下の通りです。
- 専用の決済端末やPOSシステムの設定が必要
- 店舗側が決済手数料を支払わなければいけない
楽天ペイの導入に関して店舗側が負担する部分が多く、導入をためらう要因に。
楽天ペイを導入していない店舗やサービスがまだ多くあるので、クレジットカードや電子マネーと併用しましょう。
楽天ペイが向いている人の特徴
楽天ペイが向いている人の特徴は以下の4つです。
- メインで楽天ポイントを貯めている
- 頻繁に楽天市場で買い物をする
- 楽天カードや楽天銀行口座を利用している
- 楽天Edyと楽天ペイで迷っている
楽天ポイントをメインで貯めたり使ったりしている人や、楽天市場での買い物頻度が高い人は、楽天ペイの活用がおすすめです。
楽天カードや楽天銀行口座をメインに使用しているなら、楽天ペイと連携させるとより利便性が高まります。
スマホでの決済を希望する人は、楽天Edyよりも楽天ペイが適しています。
楽天ペイを使って楽天ポイントの活用範囲を広げて、さらにお得に買い物しましょう。
メインで楽天ポイントを貯めたり使ったりしている
楽天ポイントを貯めたり使ったりしている人は、楽天ペイを利用するとさらにお得にポイントを活用できます。
楽天ペイのポイント還元率は以下の通りです。
支払方法 | ポイント還元率 |
---|---|
楽天カード | 1.0% |
楽天キャッシュ | 1.5% |
楽天キャッシュを楽天カードでチャージして楽天ペイで支払うと、さらにポイント還元が増えてお得にポイントを貯められます。
楽天ペイでは貯まった楽天ポイントを1ポイント1円で支払いに利用でき、全額ポイント払いも可能です。
ポイントと楽天カードや楽天キャッシュを組み合わせて支払えば、コンビニや飲食店で日常的に貯めた楽天ポイントを無駄なく使えます。
楽天ポイントを使って支払いの負担を軽減したい人は、楽天ペイを上手に活用してポイントを貯めましょう。
楽天市場での買い物の頻度が多い
楽天市場でよく買い物をする人は、楽天ペイを使えば楽天ポイントを大量に貯めやすいです。
楽天市場で獲得したポイントは、日常の買い物で活かせます。
楽天ペイで利用できるポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントがあります。
ポイントの種類 | 特徴 |
---|---|
通常ポイント | 有効期限は1年で楽天市場での購入で貯まる |
期間限定ポイント | 楽天スーパーセールやSPUなどで獲得できるが有効期限は短い |
楽天市場での買い物の頻度が多ければ、期間限定ポイントを大量に貯められる可能性が高いです。
楽天ペイで楽天ポイントを使うときは、有効期限が短い期間限定ポイントから優先的に消費されるので、後回しで有効期限が切れる心配はありません。
楽天のポイントアッププログラム「SPU」の適用で還元率が上乗せされるため、楽天市場でのポイント還元率は10%を超えるケースがあります。
楽天カードや楽天モバイルといった楽天グループのサービスを利用すれば、最大17.5倍のポイント還元を実現。
SPUのポイント還元率がアップする条件と倍率は以下の通りです。
サービス | 達成条件 | 倍率 |
---|---|---|
楽天モバイル | ・Rakuten最強プラン契約 ・エントリー |
+4倍 |
・月2,000円以上をキャリア決済 ・エントリー |
+2倍 | |
Rakuten Turbo/楽天ひかり | ・Rakuten Turboまたは楽天ひかり契約 ・エントリー |
+2倍 |
楽天カード | ・楽天市場で利用 | +1倍(通常分と特典分それぞれ) |
楽天銀行・楽天カード | ・楽天銀行口座で楽天カードの利用分を引き落とし ・購買の前月に楽天銀行で給与・賞与・年金の受け取り |
+0.5倍 |
楽天証券の投資信託 | ・当月合計30,000円以上のポイント投資 | +0.5倍 |
楽天証券の米国株式 | ・当月合計30,000円以上のポイント投資 | +0.5倍 |
楽天ウォレット | ・暗号資産現物取引で月30,000円以上購入 | +0.5倍 |
楽天でんき | ・楽天でんき契約 ・前月利用額税込5,500円以上をクレジットカード決済 |
+0.5倍 |
楽天トラベル | ・対象サービスを月1回5,000円以上を予約 ・対象期間中に利用 (バスの予約は対象外) |
+1倍 |
楽天ブックス | ・月1回1注文3,000円以上買い物 | +0.5倍 |
楽天Kobo | ・電子書籍を月1回1注文3,000円以上買い物 | +0.5倍 |
Rakuten Fashionアプリ | ・Rakuten Fashion商品を月1回1注文5,000円以上買い物 | +0.5倍 |
楽天ビューティ | ・月1回3,000円以上利用 | +0.5倍 |
Rakuten Pasha | ・アイテムクーポンで当月申請分で300ポイント以上獲得 ・「きょうのレシートキャンペーン」に当月申請分で審査通過レシート10枚以上を達成 |
+0.5倍 |
楽天Kドリームス | ・月間合計10,000円以上の投票 (ワイドを除く) |
+0.5倍 |
※参考:楽天市場「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」
楽天関連サービスの利用頻度が高い人ほど、ポイント獲得率がアップする仕組みです。
楽天モバイルやRakuten Turbo/楽天ひかりは、契約してエントリーするだけでポイントの還元率アップが狙えます。
楽天モバイルはギガ無制限でも最大3,278円と安いので、スマホ代を見直したい人は乗り換えればさらにお得にポイントの獲得も可能です。
ただし指定金額以上の利用が条件として設定されているケースが多いので、条件が達成できそうなサービスでポイントアップを目指しましょう。
楽天カードや楽天銀行口座を多く使っている
楽天カードや楽天銀行口座の使用頻度が多い人は、楽天ペイも一緒に活用するとより便利になります。
楽天ペイを楽天カード払いに設定すると、楽天カードの利用明細に楽天ペイでの支払い履歴も表示され、支出の管理がしやすいです。
楽天銀行を利用していると楽天キャッシュへのチャージが簡単になり、即時入金ができます。
楽天銀行を給与受取口座として設定すると、毎月の入金額に応じて楽天ポイントがもらえるケースがあるので、より効率よくポイント獲得も可能です。
楽天銀行を利用すれば、クレジットカードがなくても楽天ペイを利用でき、楽天キャッシュに即時チャージする際振込手数料もかかりません。
楽天ペイの支払い方法を楽天カード払いに設定すると、楽天ポイントが1.0%還元されます。
楽天キャッシュを利用して楽天ペイで支払うと還元率は1.5%にアップし、クレジットカードを直接使うよりお得です。
楽天カードや楽天銀行口座を持っていると、楽天市場での購入時にSPUのポイント倍率がアップします。
楽天カードや楽天銀行口座を多く使っていると、ポイント獲得率アップにも効果的です。
楽天ペイを有効活用したい人は、楽天カードや楽天銀行口座を連携させてより多くのポイントを貯めましょう。
スマホで決済したいなら楽天Edyより楽天ペイがおすすめ
スマホ決済を取り入れたい人は、楽天Edyより楽天ペイがお得です。
楽天ペイと楽天Edyの違いは以下の通り。
種類 | 決済方法 | ポイント還元率 | 使えるポイント | チャージ方法 |
---|---|---|---|---|
楽天ペイ | QRコード決済 | 0.5~2.5% | ・通常ポイント ・期間限定ポイント |
・楽天カード ・楽天銀行口座 ・楽天ポイント |
楽天Edy | 電子マネー | 0.5% | ・通常ポイント | ・楽天カード ・現金 |
楽天Edyでは通常ポイントしか使えないので、大量の期間限定ポイントをもらっても使い道に困ります。
楽天ペイなら期間限定ポイントも支払いに使え、楽天市場やキャンペーンで貯まったポイントを無駄なく消費が可能です。
楽天Edyは楽天カードからチャージしても還元率は0.5%しかないのに対し、楽天ペイなら楽天キャッシュに楽天カードでチャージすれば最大2.5%還元を受けられます。
より多くの楽天ポイントを貯めたい人は、楽天ペイにチャージした後にポイントカードを提示してから支払って二重取りしましょう。
楽天ペイによる支払いに関するよくある質問
楽天ペイに関するよくある質問は以下の3つです。
- 楽天モバイルの料金は楽天ペイで支払えますか?
- 楽天ペイはU-NEXTやNetflixの支払いにも対応していますか?
- スマホを機種変更したときに残高は引き継がれますか?
「楽天モバイルのスマホ代を楽天ペイで支払えるか知りたい」との声は多いです。
U-NEXTやNetflixのサブスク料金も楽天ペイで支払えるようになれば利便性が高まります。
今後スマホを機種変更したときに、楽天ペイの残高がそのまま残るかも知っておきたいポイントです。
楽天ペイを使う前に、抱えている疑問や不安を解消してから上手に活用しましょう。
楽天モバイルは、楽天ペイでの支払いに対応しています。
楽天ペイで支払える楽天モバイルの料金には上限が設定されています。
支払方法 | 1回の上限 | 1ヶ月の上限 |
---|---|---|
楽天ポイント | 30,000ポイント | 100,000ポイント |
楽天キャッシュ | 100,000円 | 1,000,000円 |
楽天モバイルの料金は安く設定されているので、上記の上限を超える支払いが請求されるとは考えにくいです。
ダイヤモンド会員は楽天ポイントの利用上限が1回500,000ポイント、1ヶ月の利用上限が500,000ポイントと上がります。
家族の人数が多い人や複数回線を持っている人は、念の為利用上限を把握した上で楽天ペイで支払いましょう。
U-NEXTは、楽天ペイでの支払いが可能です。
一方でNetflixはPayPayに対応しているものの、楽天ペイは利用できません。
U-NEXTの料金を楽天ペイで支払うには、U-NEXTでの支払情報を楽天IDと紐付ける必要があります。
楽天サービス自体を利用したことがない人は、まず楽天会員に登録してから楽天ペイを設定しなければいけません。
U-NEXTの支払料金に対しても楽天ポイントが貯まるので、U-NEXTをよく利用していて課金も行う人にとってメリットが大きいです。
エンタメを楽しみながらお得に楽天ポイントを貯めたい人は、楽天ペイでの支払いに切り替えましょう。
スマホの機種変更後も、楽天ペイアプリに楽天IDとパスワードを入力してログインすればそのまま引き継ぎが可能です。
引き継ぎが可能な内容は以下の通りです。
- 楽天ポイント
- 楽天キャッシュ
- 支払い履歴
ログインしても上記の情報が表示されないときは、別の楽天IDでログインしている可能性があります。
楽天IDを再度確認した上で、正しいアカウントでログインし直しましょう。
ただしポイント払い瞬間チャージの設定は自動引き継ぎができないので、新しいスマホに楽天ペイアプリをインストールした後に再度設定を行う必要があります。